ワーキングマザー、投資信託を買うの巻。
お金の勉強を始めた私は、自分はどんな投資が向いているのか、模索していました。
育児と仕事で時間がないため、企業分析に時間と手間のかかる個別の株式投資は難しい。
そうなると、やはり広く薄くの投資信託をメインにするスタイルがいい。
信託報酬の安い投資信託で、米国株への投資を考えていた私は、
世界最大手とも言われるバンガード社の投資信託を検討していました。
バンガード社の顧客利益を優先した経営方針や、投資大国アメリカで大きな実績があることから、日本の投資信託より魅力を感じました。
しかし、バンガード社の投資信託を買うとなると、海外ETFになってしまう。
手数料は安いけれど、ドル建てで買うのはややこしいし、積立設定できないのも痛い。
配当も自動で再投資できないらしい。
日本と米国、二重課税になるのを避けるため税金の申告が必要なこともわかりました。
うーん、どうしようと悩んでいると、なんと素晴らしいニュースが!
楽天が、バンガード社の投資信託をひたすら買っていくスタイルの投資信託を発売するというのです。
しかも信託報酬は、私の希望としている年率0.3パーセント以下です。
私は楽天ではなくsbi証券に口座を持っていますが、楽天バンガード・ファンド(正確には楽天・全世界株式インデックスファンド)はsbi 証券でも取り扱いを開始するとのこと。
これは渡りに船。
あまりのタイミングの良さに感動してしまいました。
楽天さん、ありがとう。
楽天バンガードと本家バンガード(ETF)を比較した記事は、いくつかありますので、ご購入を検討される方はぜひ参考にされてください。
さて、楽天バンガードは全世界と全米と2種類ありますが、どちらが良いのでしょうか?
これも、バンガードに詳しい方がいろいろ比較記事を書いてくださっていますね。
(便利な世の中で助かります)
単純に「世界に投資したい」という人はトータル・ワールド・ストック(全世界)を選ぶようですが、
実は全世界を選んでも、半分は米国株なんです。
米国、どんだけ強いのって話ですね。
全世界と米国のみを比べた場合、長期的に見れば、全世界の方がリターンが低く、危機からの回復も米国のみの方が早いことが指摘されています。
結局米国の成長の足を他国が引っ張ってしまうようです。
信託報酬も全米バンガードの方が安いため、(こちらは0.1296パーセント。お手頃価格なインデックスファンドで有名な、ニッセイ外国株式インデックスファンドよりさらに安いです。)全世界ではなく米国を投資のメインに置くことにしました。
しかし米国だけに片寄るのも嫌なので、新興国の投資信託を別に検討することにしました。
新興国の投資信託の信託報酬は、高いものが多く、なかなか希望に合うものがありません。
希望は信託報酬年0.3パーセント以下。
当時新興国の信託報酬のなかで安いと言われていたたわらノーロード新興国株式ですら、0.5パーセントありましたから(今はもうすこし下がっています)、
安値のさらに半分くらいで買いたいということになります。
さすがにそんなのは無理かなーと思って、新規の投資信託をチェックしていると、
なんと見つかりました!
新登場のsbi のexe-i-つみたて新興国株式。
以前からあるexe-i-シリーズのつみたて版ですが、別に積立なくても購入できます。
信託報酬は0.1948パーセント。
安い!!安すぎる!
ほんと、ありがとうsbi 。
新規設定されたばかりの投資信託で、基準価額は(当然ですが)1万円。
信託報酬は破格という、なんとお買い得。
これで、メインの投資信託が2本決まりました。
楽天・全米株式インデックスファンド、そしてexe-i-つみたて新興国。
まとめて200万と100万、購入しました。
(正確には他に楽天全世界をNISA枠で50万、楽天全米を翌年のNISA枠で追加で購入しています)
さて、このふたつ。
3ヶ月後にどうなっているのでしょうか。
結果は別の記事でお知らせいたします。