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小学校受験(お受験)について絶対反対する理由4つ

うちの子どもたちは、小学校受験も中学校受験もさせておらず、またさせる予定もありません。

なのであまり語る資格はないのですが、

お受験反対派の自分が、お受験や中学校受験について思うこと。その理由を4つ紹介します。

 

反対の理由1

お受験はそのほとんどが親の都合だけで決めるものだから。

お受験したい!といって自分からそれを決める子どももいます。しかし小学校受験は、そのほとんどが親が決めて親が進める受験。

子どもが実は友達と一緒の地元の小学校を希望していたとしても、それは無視。将来の受験が楽になるから、勉強に良い環境を与えたいから、親も私立だったから、周りに自慢したいから、など全て親の判断で受験を決めることになります。

本人の強い意志があるのならともかく、遊びたい盛りの小さな子どもに、無理をさせるのは嫌だなぁと感じます。

 

反対の理由その2

落ちた時のショックが大きすぎるから。

これ、あんまり理解していない親が多いように感じるんですが、受験を失敗した場合の子どものショックは相当なものです。落ちてもいいじゃない、と親は気楽に言いますが、子どもは親がどれだけ受験にのめり込んでいるのかよくわかっていて、親の期待を裏切ったことで想像以上のショックがあります。

友人の子どもは、身体に症状が出て、学校に行けなくなりました。そういう可能性をまったく考えず、落ちたら公立に行けば良い、と気楽に考えている親が多いことに驚きます。

落ちたら精神的なショックで通学自体できなくなる子もいるのだと、知ってほしいです。

 

反対の理由その3

人生は、自分で選んで自分で切り開いてほしいから。

親がなんでも選んで、勉強を手取り足取り教えて、レールを作ってやって。そうやってずっと支えていくことはできません。

失敗から学んで立ち直っていくことも、人生勉強です。親にやらさせて挑戦したものが失敗するのと、自分で決めて挑戦したものが失敗するのとは、意味合いがまったく違います。

まだ精神的に未熟な5歳と15歳では、同じ受験の失敗でも、そこから学ぶことは全く違うのです。

中学受験、高校受験で失敗してほしくない、大変な思いをさせたくないから小学校受験させるというのは過保護です。

また地元の小学校や中学校がレベルが低く、評判が悪いから私立に行かせるというもの過保護だと感じます。

本人に強い意志と力があれば、どんな学校を卒業しても進むべき場所へ行きます。

逆に親がどんなにお膳立てしても、本人に意志と力がなければ、どこかでつまづき進めなくなるでしょう。

人生には、自分で決めて努力しなければいけない時期や、失敗から学ぶべき時期があります。

エリートコースを進み、よい会社に就職することが、人生の幸せではありません。

自分の力で失敗や試行錯誤を重ねながら、自分だけの人生を作っていくことに意味があります。大切なのは失敗しないことではなく、失敗から立ち上がる力を身につけることです。

 

反対の理由その4

親は、親の人生を生きるべきだから。

子どもの受験のために、仕事をセーブしたり、やめる方もいます。そうして人生の一部を犠牲にした親ほど、子どもの受験にのめり込み、子どもにプレッシャーをかけます。

親は親自身の人生を輝かせるために生きるべきです。子どもや夫に依存する人生は、必ず後で報いがきます。子どもや夫の成功は、どれだけその裏で母親の犠牲があったとしても、母親のものではありません。

子どもがよい学校に入ることは、親の勲章ではありません。子どもはいつか巣立っていきます。その時に笑顔で送り出せるように、子どもに依存せず自分自身が輝ける道を作っていくことが大切なことです。