中学受験、させる?させない?
息子は今、小学校4年生。中学受験する子は、もうスタートを切っています。
息子の通う学校は、区内でも学力レベルが低く、また中学も低いため、お金に余裕があるお家は受験させる子が多いようです。
うちは受験はしません。
私も夫も公立中学出身で(ちなみに私は息子が行く予定の中学校出身)、共働きのため、勉強を見たり送迎する時間がないこと、
宿題をさせるだけで精一杯で本人に勉強する気がないこと、
夜10時には寝て睡眠9〜10時間確保しないと本人がイライラして無気力になること、
などから、受験は無理だろうと。
いつも夜9時には寝かせているのに、朝起きられず、7時過ぎまで布団の中。
帰宅すると、ランドセルを放り出して遊びに。
先生の話は、基本聞いてない。
忘れ物なくし物王者。
ザ・男子、という言葉がふさわしい息子。
受験のために毎日机に向かわせたら、私も息子も発狂するのが目に見えています。
もう、小学校中学校卒業できたら御の字。
ぐらいに思っていて、中学受験まではとてもとても、という心境です。
小学校で成績が良くても、その後の人生エリートコースが待っているとは限りません。
厳しい受験を乗り越えて、難関中学に入っても、毎日続く勉強に心が折れてしまう子もいます。
逆に落ちこぼれとして小中学校過ごしても、一念発起して社会人になってから成功する人もいます。
本当に先は見えないのです。
ならせめて、遊べるうちは遊び、いつスタートを切るのか、目標地点は自分自身で決めてほしい、と思っています。
子ども時代に大切なのは、自己肯定感をはぐくむこと、未来には希望があると思えることではないでしょうか。
受験という経験を通して、それらが育まれることもあるでしょうが、逆にそれらを失うこともあります。
子どもが決める、子どもが主体の人生
ということを念頭において、息子のペースで、将来を見守っていきたいと思います。