家事代行を頼んでみました。(1年間利用してみて)
投資と並んで、書きたかった記事。
それは、1年前から利用し始めた家事代行です。
1年前のある日。
大人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を見て、私は強く思いました。
「うちにも、みくりちゃんにきてほしい!!」
お手伝いさんに定期的にきてこの現状を助けてもらいたい。
部屋なんて汚れてなさそうな平匡さんのところではなく、
毎日こどもたちにめいっぱい汚される我が家にこそ来て欲しい。
そのためなら、自分で稼いだお金は惜しまず出す
そう決心したのです。
それから私は家事代行業者を調べ始めました。
なんだか、たくさんあるようなのですが、システムがわかりません。
掃除だけ頼めるところ、お料理も頼めるけど基本料が高くなるところ、
カギを預かってくれるところ、スポットで予約するところ、外国人がきてくれるところ、
いろんな家事代行業者がありました。
正直、どれを選べばよいかわかりません。
料金もピンキリで、交通費やカギ預り料など別に発生することもあり、結局いくらになるのか、いくらが相場なのかわからないのです。
サービスも安いところと高いところと、どんな差があるのでしょう。
迷った私は、お試しを申し込むことにしました。
そして実際申し込んでみようとすると、12月は繁忙期であるせいかなかなか予約がとれず、断られ続けました。
私はスポットで気に入ればすぐに定期利用したいと思っていたのですが、
(それぐらい、日々の家事に行き詰まっていました)
すぐに対応してくれる業者がびっくりするくらい少なかったのです。
その中で唯一、リアクションがめちゃくちゃ早かった(問い合わせメールした1時間後に担当者から電話がきた)キャットハンドさんにお願いすることにしました。
キャットハンドさんはとにかく対応が迅速丁寧で、まぁまぁ値段もリーズナブルだったため、お試しから定期利用させてもらうことになりました。
定期的にきてもらわなければ私の負担は変わらないと思っていて、できれば平日こどもたちのいない時間に掃除をお願いしたかったのです。
私の手の回らない、コンロや水回り、ベットシーツの替えや床の雑巾がけ、結露拭きなど頼みたいことは山のようにありました。
しかしカギを使って知らない人に留守宅に入ってもらうということに夫は抵抗があったようなので、最初は土日の利用にすることに。
カギを預けないとなると、掃除の最初と最後に誰かが家にいなければいけませんし、
こどもたちも当然家にいたりして、業者の方に興味津々。
やめなさいと言っているのに、とにかく邪魔をします。
いろいろ話しかけたり、掃除の場所で寝転んだり、片付けた端から物を出したり。
掃除は絶対こどものいない時間にやってもらった方がいいです。
2ヶ月経ち、だいたい慣れてきたところでカギを預け、平日午後に時間を変えてもらいました。
夜、仕事を終えてくたびれていつものように子どもたちと帰宅した私が目にしたものは。
整った部屋ですよ。
朝ぐちゃぐちゃだった部屋がきれいに整えられ、洗濯物は取り込んで元の場所にしまわれ、床もお風呂もトイレもコンロもシンクも洗面台もピカピカ。
ベッドもシーツが取り替えられていて、すぐに寝られそう。
働いているお母さんなら、これがどんなにありがたいかわかるかと思います。
他人を家にいれることやぐちゃぐちゃな部屋を見られることの心理的抵抗とか、
かかる費用への罪悪感とか、差し引いてもおつりがくるぐらいの有難さです。
時間単価は業者や依頼内容によりますが、1時間2000〜4000円くらいです。
だいたい1回2時間以上で、交通費は別途かかります。
利用のポイントは2点。
・定期利用にすること
・担当者をなるべく固定すること
これで、依頼の手間がぐっと減ります。
毎回日にちを決めて依頼して回答がきて調整して・・・というスポット利用より、毎週火曜とか、月2回第1土曜と第3日曜、毎月第3日曜日など、あらかじめ日にちを決めてしまったほうが楽です。
(うちは毎週頼んでいますが、家の汚れや予算によっては月に1〜2回でもいいと思います。)
たまたま予定が空いているから頼む、ではなく、あらかじめ月の予定に組み込んでおくことで、心理的にもすごく楽になります。
もうすぐ業者さんが来てれる日だからこことここの掃除を頼もう。
今はしなくていいや、と多少家が汚れていても気にならなくなります。
私は土日たまったあちこちの掃除をしたいのに、こどもたちに邪魔されて結局できない、ということがすごくストレスだったので、汚れてどうしようもないからスポット利用する、ではなく、定期的に来てくれるという安心感が大事でした。
家事代行を利用してからは土日はほとんど掃除しなくなり、こどもたちと遊んだり自分のリフレッシュの時間にあてています。
また担当者は、決まっていたほうがいいです。
いちいち「ここにはこれがあって、こことここを掃除して欲しい」といわなくても、「いつもどおりで適当にお願いします!」で済みます。
相手も慣れてくると、先週はここを重点的に掃除したから、今週はここを力を入れようかなと自分で動いてくれるようになり、家の中をよく知っていると作業も早くなります。
1年間つかってみて、我が家には「掃除にきてくれるお手伝いさん」が欠かせない存在になっています。
私が利用したキャットハンドの他にも、
カジタク、カジーなど、安くて有名な業者さんがたくさんあります。
家事の分担に悩んだり、重荷に感じているのなら、思い切って利用することをオススメします。