仕事と育児。おまけに投資、始めます。

フルタイムワーキングマザーの忘備録。投資初心者です。

高収入なキャリアママを目指すことと、迷い。

お金や年収の話って、普段タブーだったりするんてすが、

ワーキングマザーで年収の目標がある方はいますでしょうか。

 

私は現在年収550万ほど。

将来的には管理職を目指してさらに収入を上げていきたいと思っています。

 

夫は倍くらいの年収ですが、この先どうなるかはわかりません。

 

そのためにもうちょっと私がスキルアップを考えなければいけないのですが、こどもも小さく、なかなか難しい現状です。

 

大手銀行に勤める友人がいるのですが、女性で一般職だと500万程度で頭打ちとのこと。

 

その方も子どもが小さいのですが、年収アップのため転職を考えると言っていました。

 

私も夫の収入に関係なく、キャリアママとして高いスキルを身につけて高い年収を目指したいと思っています。

 

しかし最近は体力も落ち、平日の仕事で土日起き上がれないほど消耗してしまうこともたびたびあります。

 

仕事をがんばりたい想いとは裏腹に、もうすこし、時間的に余裕のある生活をしたいと思っているのも事実。

 

休みもあまりとれず、環境も良くなく、やりがいも感じられないという働き方では、そのうち息切れしてしまいそうです。

 

私は亭主関白な家庭に育ち、経済的に苦労する母の後ろ姿をみてきました。

仕事も休んでばかりなのに、家事も育児もせず、テレビゲームばかりしてキレるこどものような父。

父を甘やかす姑。

 

そんな家庭にうんざりして、将来自分が家庭をつくることを考えたとき、母親に必要なのは経済力である、という結論にいたりました。

 

十分な収入と貯金さえあれば、女性はひとりでも生きていくことができます。

 

パートなど家計の補助ではなく、正社員として、妻に一家を養えるだけの安定した収入があることで、夫婦は対等な関係が築けるのではないか。

 

女性が経済的に依存し、男性が家事などの日常生活を整えてもらうことに依存し、という相互依存の状態が固定化された状態では、健全な夫婦関係は構築できないというのが、私の考えです。

 

例えばあるときは片方が稼ぎ、あるときはもう片方が稼ぐ。あるときは片方が日常の家事をし、あるときはもう片方が日常の家事を担う。

という変化のある関係であれば、問題ありません。

 

問題は性別で役割が常に固定されていることです。

 

夫婦は他人です。

もしかしたら、明日には、お互いの気持ちが変わってしまうかもしれないという不安感がなければ、お互い相手のために努力することをやめてしまうかもしれない。 

これが永続的に続く幸せだと思わないこと、つねに危機感をもってお互い努力することが、満足度の高い夫婦関係を長続きさせるために必要だと思っています。

 

「男女の関係において、一番大切なことはなにか」

と25歳の私が夫に問うたとき、

夫はしばらく逡巡した後、「対等であること」と答えました。

私と同じ答えであることに安堵したのを覚えています。

もし彼の答えが「思いやり」や「愛」だったら、私は彼との結婚を選ばなかったであろうと思います。

 

関係が対等でなければ、思いやりも愛もあり得ない。

束縛や依存ではなく、お互いの選択が一致して「夫婦」という形を選んでいる。

 

そのためには夫婦関係を解消してもお互い自立して生きていける、という経済力がやはり必要なのです。

 

男尊女卑で昔風の家庭で育った私にとって、子どもを育てながらハイキャリアで働くというのは未知なる挑戦です。

 

自分以外の力も借りつつ、自分の小さい頃夢みていたような、家族が対等な関係である温かい家庭を築いていきたいと思っています。