今月、夫が仕事をやめます。
なんかしょうもない話なんですけど。
お母さんが世界で一番尊敬している人は誰か、ど子どもから聞かれて
「あなたのパパだよ」と即答しました。
本心です。
まぁこれを夫に言うと、「ホント?だったらいつものひどい扱いはなに」とか言われそうですが。
夫は仕事も家族のことも、いつも200パーセントがんばってしまう人で。
仕事で偉くなっても、人一倍頭を下げてがんばっている。
そんな彼を尊敬しています。
まぁ妻の出産のときグーグー寝てたり、記念日は忘れてたり、完璧な夫ではないかもしれないんですが、
私も完璧な妻ではないし、それでいいと思っています。
今月、夫が仕事をやめて独立します。
ずいぶん前に相談を受けて、「問題ないよ。好きなようにやってみればいい」と答えた私。
尊敬する夫の一番の理解者であり、応援者でありたいと思っています。
わたしが正社員で仕事をしていることで、夫や子どもたちが好きな道を選べるのなら、辛くても働く意味はあるのかな、と。
いざとなれば私の給与だけでもなんとか家族4人暮らしていけます。
私が毎日、笑顔でいられるのは夫のおかげ。(まぁ笑顔じゃない時もけっこうありますけど)
晩ご飯は用意できないけれど、私が働くことで、夫の支えになる。
夫は、家事育児を分担することで、私の支えになる。
それが私たち夫婦の約束です。
夫婦関係に悩む女性も多いなかで、自信を持って「夫を尊敬しています」と言える私は、ずいぶん恵まれているのだと思います。
そして、迷うことなく、夫(子どもたちの父親)に仕事やめても構わないよと言えるほど経済力があるというのも、恵まれていることなのでしょう。
それは、20歳の時からの確固たる考えと努力と選択で築きあげてきたものでした。
私は親とは違う、対等な夫婦をつくる。
そのためには、女性であっても高い経済力が必要だという考えです。
親とは違う、家庭をつくる。そのためには何が必要なのか。
夫が家事育児を分担してくれる人だというのも、たまたまラッキーな人に当たったわけではなく、10代の頃から一貫して家事をしない男性とは付き合わないと決めていたからです。
全ての選択の積み重ねの結果今があり、それが大変なものだったとしても、それが私が選んだ道です。
私がすべきことは、選んだ人生の文句を言うことではなく、今できる育児と仕事に感謝して、全力で向き合うことなのかもしれません。