女性が出産後も働き続けるために必要な4つのこと。
タイトル通りなんですけど、
女性が出産後も働き続けるには4つのことが必要だと思っています。
1 夫や母、義母など周囲の人の理解と協力
2 職場の産育休関連制度の充実と、同僚や上司の理解
3 自分の意思と覚悟
4 子どもや自分の健康
(重大な病気や重度の精神疾患などがないかどうか。)
全部揃っている必要はないけれど、このうち3つはないと厳しいです。
どんなに働く意思があっても、職場にも夫にも理解がなければ、仕事を続けることは難しい。
働く意欲や周囲の協力があったとしても、子どもの療養のために仕事を辞めざるを得ない状況がある。
逆に条件は揃ってるけど、働く気がない方もいるかもしれません。
自分の意思でどうにかなるのは、3だけです。
あとは運と、自分のこれまでの人生の選択の積み重ねです。
1と2については、自分で就職先や夫となる人を熟慮することで、ある程度可能になるかもしれません。
逆に言えば、女性が働き続けたいのなら、就職する前や結婚する前に「この相手(会社)で共働きしていけるか」は十分検討すべき事柄なのですが、こと結婚相手に関しては、まぁなんとかなるだろうと目をつぶって結婚する方が多いように感じます。
目をつぶるどころか、収入が高い男性に対して家事力をアピールをして結婚し、新婚のときに甲斐甲斐しく夫の世話を焼くことは、自ら相手に「私と結婚したら、家事はなにもしなくてよい」というメッセージを送り続けていることになります。
新婚のときはそれで良くても、子どもができるとだんだん女性のキャパシティをオーバーして不満を貯めていき、結局離婚となるケースをいくつも見てきました。
日本の女性は相手の気持ちばかりを慮り、自分の意思や希望、居心地の良さというものをないがしろにする傾向があるようです。
そして、自分の希望がどの程度実現したかよりも、相手からどのくらい愛されているか、必要とされているかという受け身な評価を気にする傾向があります。
相手の収入や希望にかかわらず、まず自分がどう生きたいか。
そしてそれを実現するするためには、どういう会社選びや夫選びが必要なのか。
若い人には、早いうちから考えてほしい問題です。