所要時間5分以下で電車レンジも包丁も不要!究極の「時短弁当」を考える。
私、実は昨年、時短弁当を調べていまして。
学童クラブに通う息子のため(今は通っていません)、
「子どもの弁当をいかに楽して完成させるか」に頭を悩ませ、そして考案した究極の手抜きランチ。
それをご紹介します。
そんなものに頭と時間を使うぐらいなら、ちゃんとした弁当をつくれ、というご指摘なしで。
とにかく、なんとかして楽して弁当つくりたいとう方のみお読みください。
お弁当大国日本。
雑誌でもテレビでも、お弁当はよく特集されていますよね。
私も時短弁当の本を買ったり、ブログをみたり、特集雑誌を買ったり。
「うーん。甘い。まだまだ弁当は時短できるはず。」
そう思っていました。
そもそも、「弁当箱につめる」という作業が意外と時間がかかる。
つめるものが冷凍食品だったとしても。
・夜のうちに下ごしらえする。
めんどい。
・冷凍食品の袋を開けて、時間を見て、レンジでチンする。しかもいくつも。
それすらめんどー。うまく詰められないしね。
・昨夜のおかずを少し残してつめる。
開けた時のガッカリ感半端ない。
・使った弁当箱を洗う。
あー。よく忘れて置き去りになるよね。
一夜を明かしたりね。
とまぁ、究極を極めると、どれもこれもめんどくさいわけですよ。
私の理想は
「子どもが喜ぶ」かつ「超簡単」。
これです。
めんどくさいのは嫌いだけれど、
子どもには楽しくお昼ご飯を食べて欲しい。
開けてガッカリしたり、嫌な気持ちになるようなお弁当は、私の中ではナシです。
お弁当づくりの所要時間は10分以内が理想。
できるだけ火を使わず、片付けも楽。
そんな弁当を求めて、私がたどり着いたのは外国のピクニックランチでした。
外国では「お弁当」という概念はありませんが、子どもにパンや飲み物を持たせ、学校や外で食べさせることがあります。
私の理想の時短弁当は、「お弁当」という形にとらわれなくても良いんじゃないか。
日本的な発想にとらわれず、グローバルに行こう。
そして見つけた、私の理想的なお弁当。
それはフランスの人がよく子どもに持たせるという、ごく一般的なランチスタイルでした。
作り方を説明します。
まず、パンを2枚用意します。
ハムを用意します。
チーズを用意します。
これらをアルミホイルで包みます。
以上。
どうですか。
自分でハムとチーズをパンに挟むので、挟む必要はありません。
そのままだとハムが乾燥してしまうかもと思い、一応ラップしています。
マーガリンは塗りません。
チーズは、市販のスライスチーズを包装のまま。
フランス人のこだわりは、白いパンを使わないことだそうで、
フランス人の心意気を尊重して、全粒粉の茶色のパンをパン屋さんで買います。
ハムは、4パックで100円代の安いやつではなく、あえて普段買わない1パック400円近くする上等なロースハムを。
普段出てこないような立派なハムが入っていると、それだけでうちの子はテンション上がるそうです。
そのでかいハムを、贅沢に2枚ぐらい入れます。
これだけでけっこうなボリュームがあるのですが、足りなそうなときは、バナナか魚肉ソーセージを付けています。
え、野菜がないって?
野菜不足が気になるときは前夜の残りのブロッコリーを付けるときもありますが、
1〜2食野菜がなくても死ぬわけではないので私は気にしません。
謎のアルミホイルの固まり。
名付けてフランス風弁当。
子どもには事前に、こんな弁当を作ろうと思うが、どうかと聞いたところ大喜びでした。
食べた後は、大変美味しかった、みんなに自慢した(←やめてくれ)、また作ってくれと感想をもらったので、昨年は週1くらいのペースでフランス風にしていました。
(今年度は学童をやめてしまったので、出番ほとんどありませんでしたが)
食材さえあれば、
一瞬で完成するフランス弁当。
火を使わないどころか、
包丁もまな板も電子レンジも使わない。
洗い物ゼロ。
まぁハムが高くつきますが、ぜひ挑戦してみてください。
あなたの常識がひとつ壊れるはず。
そしてもっと簡単で子どもが喜ぶ弁当があれば、
ぜひ教えてください。